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東京都助成金を活用した空調・熱源設備更新による省エネ改修事例

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場所
一般財団法人 全国豆腐連合会様(東京都台東区上野)。築30年以上の建物で、冷房は冷却塔、暖房は重油ボイラーを使用されていました。
内容
老朽化した冷却塔・ボイラーの撤去と、新たに空冷ヒートポンプチラーを導入する熱源設備更新工事を実施しました。
また、受電設備の変圧器を電力損失を抑えたトップランナー変圧器へ更新し、省エネ化を図りました。
工期
2025年9月24日~2025年10月24日(1か月)
ご要望
重油ボイラーを使用した暖房は年間の燃料費負担が大きく、運用コスト削減が急務でした。
また、既存設備の劣化により、効率向上・省エネ性の改善も求められていました。
ご提案
省エネ診断の結果を踏まえ、冷却塔と重油ボイラーをすべて撤去し、空冷ヒートポンプチラーへ一本化する熱源更新をご提案しました。
空冷ヒートポンプチラーは冷媒の熱交換を利用して冷暖房を行うため、冷却塔の水使用やボイラーの燃焼を必要とせず、重油や水処理のコストを大幅に削減できます。
さらに、東京都の助成金制度を活用することで、導入費用の約3分の1が補助対象となり、初期投資の負担軽減にも寄与しました。
受電設備については、国の省エネ基準の中で最も高効率なトップランナー変圧器へ更新し、従来より電力ロスを抑えて建物全体の省エネ性を向上させました。
設計段階では建物の耐荷重や配管ルートの見直しを行い、適正能力の機器選定と配管盛替えを実施。
また、重量1,300kgの機器搬入に際しては通行止めの許可を取得し、複数回の揚重作業を安全に行いました。
実績
更新後は運転音が低減し、操作性が向上したほか、重油使用の撤廃によりランニングコストを大幅に削減できました。
さらに、東京都の助成金を活用したことで導入費用の約3分の1が補助され、経済的な負担を抑えた設備更新となりました。
従来方式との比較では30%以上の省エネ効果が見込まれています。
施工期間中のトラブルやクレームもなく、段取りの良さをご評価いただきました。